2025年10月07日

No.2143 これからニコンはどうなってしまうのか?

エシロールルックスオティカがニコンの変更報告書を提出し、保有割合が10%を超えてしまいました。一部の報道によると、外為法の審査が通ったと言われています。これでますます明らかになったのは(どういう形で審査が通ったのかわからないので、まだ何とも言えないところはありますが)、「外為法は買収防衛策ではない」ということです。
そして「自分の身を守りたいなら、自分で守るしかない」ということです。ヤゲオに敵対的買収を仕掛けられ、ホワイトナイトのミネベアを頼った芝浦電子も、ミネベアが価格合戦に敗れ、ヤゲオに買収されました。企業防衛は他力本願ではダメということです。
ニコンは以下の通り「主要株主である筆頭株主の異動」を公表し、その中で「総株主の議決権の最大20%までの当社株式の取得に関する関連当局のクリアランスを取得した旨の連絡」を受けたと開示しています。とりあえず現時点で100%買収されるリスクは回避したのかもしれません。・・・が・・・
ニコンさん!「株を買わなくても協力するのに、当初から何が目的かよく分からない」なんて言ってちゃダメですよ。まずはニコンさんは自信が置かれている状況と歴史を見比べてみる必要があります。
そして非公開化は買収防衛にはなりません。相手がエシロールである場合は。ニコンさん、まだ方法はあるからがんばって!!!

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