2024年06月25日

No.1799 (特別コラム)C&Fロジは守りたいものが何もなかったのでしょうか?

AZ-COM丸和によるC&FロジHDに対する敵対的TOBですが、最終的にはSGHD(佐川)というホワイトナイト?が登場し、まあほぼ終了と言ってよいでしょう。大変失礼な言い方をして申し訳ないのですが、この案件を見た上場会社が「うちが敵対的買収を仕掛けられたらC&Fロジのように行動しよう!真摯な買収提案には真摯に対応しよう!高い値段で身売りしよう!」と考えると思いますか?レベルの低い上場会社はそう考えるかもしれませんね。ただ、普通の上場会社は「このケースってあり得なくない?」と思うはずだし、思わないとダメです。そしてこのケースで私が申し上げたいことは以下です。あり得ないんですよ。何も私は「買収防衛策を使ってゴネたおせ!」とか「なりふり構わぬ防衛をしろ!」とか言っている訳ではありません。何が言いたいかと言うと、結局本件の一連の対応から、C&Fロジの本音や主体性が見えてこないんですよ。この会社はいったい何をしたかったのか?何がイヤで何を守りたいと思っていたのか?それとも守りたいものが何もなかったのか?C&Fロジの意思が見えてこないのです。つまり「経済産業省の指針を踏まえたらバンザイするしかない」と思っていませんでしたか?ということです。では具体的に説明します。上場会社はこのケースを見てよーく考えたほうがよいです。これ、佐川のTOB価格が高いところに目が行きがちですが、本当は別のところを注目しなければならないのです。私からすると本件、企業防衛的にはあり得ないのですよ。指針的にもね。もちろん私は部外者だから何とでも言えるのですが、C&Fロジのケースって、防衛サイドのアドバイザーにとって・・・

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